建設業を知る
インフラをつくる
・まもる
建設産業は、ダムや橋などの後世に残る巨大構造物 のほか、
道路やビルの建設など、私たちが生活する社会のインフラをつくっています。
そして、インフラは「つくっておわり」ではありません。
長く使っていく中でどうしても劣化が起こるため、定期的に点検し、維持・補修することが必要になります。
また、大雨や土砂崩れで道路が崩壊すれば、1日でも早く通行できるよう、
応急復旧を行うなど、「地域の守り手」としても、
私たちが生活する上での安全・安心を守っています。
インフラをつくり、
まもる仕事の流れ
道路や鉄道、オフィスや住宅などをつくるためには、
工事の前に計画、調査・測量、設計という重要な仕事があります。
また、工事が完成して使い始めた後にはきちんとまもっていくことが必要です。
建設産業は、工事だけでなくこれらのすべての仕事に関わっています。
出典:建設産業人材確保・育成推進協議会
建設産業のいま
~急速に進む働き方改革~
建設産業では、少子高齢化などにより担い手不足が深刻化する中、
業界一丸となって働きやすい環境づくりや魅力発信に努めています。
ひと昔前、建設業界は3K(きつい、きたない、危険)だと言われていましたが、
現在では働き方改革や技術革新など国を挙げた取組が進んでおり、
新3K(給与、休暇、希望)の業界へと変わりつつあります。
具体的にどのように変化しているのかをまとめてみました。
給与
- 賃金水準がUP
- 平成28年以降、労務単価等の引き上げにより、宮崎県における年平均の賃金水準が全産業と比べて約80,000円もアップしています。
休暇
- 休日がしっかりとれる
- 宮崎県における週休2日制工事の実施件数は平成28年以降、最大約600件もアップしています。
希望
- 技術革新や生産性アップで希望のもてる業界へ
- 宮崎県におけるICT活用工事の実施件数は平成28年以降、最大31件もアップしています。